住まいの修理・点検ガイド

シロアリ駆除の費用・相談ガイド

羽アリを見た、床下が不安、築10年以上で予防したい。費用相場、症状の見分け方、業者選び、悪質業者の手口、補助金までを一通り確認し、納得してから相談できます。

木部内部の空洞化羽アリの群飛基礎を走る蟻道
シロアリ被害の見分け方(蟻道・羽アリ・空洞化)(理解を助けるための概念図です。実際の症状・構造は現地調査でご確認ください)
費用の構成イメージ(概念図)38%27%18%17%作業費・技術料材料・部材費諸経費・現場管理出張・足場・処分等
費用構成の一般的なイメージです。実際の比率は工事内容・建物条件・地域で変わります。見積もりは内訳で確認してください。
1相談・受付2現地調査3見積もり4比較・契約5施工6完了・保証
相談から完了までの一般的な流れ。各段階で「無料の範囲」「書面見積もり」「保証」を確認します。

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シロアリ駆除の結論と費用の目安

シロアリ被害は床下や壁の内部で静かに進行し、気づいたときには土台や柱の強度が落ちているケースが少なくありません。日本の戸建てで被害が多いのはヤマトシロアリとイエシロアリで、いずれも湿気の多い木部を好みます。羽アリの飛び出し、蟻道(ぎどう)と呼ばれる土の trail、木材を叩いたときの空洞音などが初期サインです。被害は地震時の耐震性にも関わるため、早期の点検と適切な工法選択が重要になります。このページでは、症状の見分け方、被害が進む仕組み、放置リスク、費用の考え方、業者選び、点検商法の回避、補助制度、DIYの限界までを一通り整理します。

まず確認したいこと

  • 無料の範囲(点検・見積もり)と有料になる項目
  • 作業前の書面による総額見積もり
  • 保証年数・保証範囲・追加費用のルール
項目費用の目安備考
床下無料点検0〜8,000円無料点検でも出張費が別途のことがあるため事前確認
バリア工法(予防・駆除)1坪あたり 約6,000〜13,000円薬剤・保証年数・被害状況で変動
ベイト工法(年間管理型)初期+年間管理費巣の減衰を狙う方式。総額は管理期間で変動
被害木部の補修・交換数万円〜数十万円土台・柱の補修範囲で大きく変動。別途見積
再施工・更新(5年目安)前回同等〜割引保証更新時の条件は契約前に確認

※費用はすべて一般的な目安レンジです。建物の状態・面積・立地・時期、使用部材や保証条件で変動します。最終的な金額は現地見積もりで確認してください。

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費用シミュレーターで概算する

下のシミュレーターで、条件を選ぶと概算の目安レンジを確認できます。出力された金額はあくまで目安で、正確な費用は現地調査で確定します。

シミュレーターへ移動

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シロアリ駆除が必要なサイン・症状の見分け方

次のような症状・状況は、シロアリ駆除を検討するサインです。当てはまる項目が複数ある場合は、早めの点検・相談をおすすめします。

羽アリが室内・玄関先で群飛する

ヤマトシロアリは4〜5月の昼間、イエシロアリは6〜7月の夕方〜夜に羽アリを飛ばします。羽アリの群飛は近くに巣がある強いサインで、クロアリの羽アリと胴のくびれ・触角の形で見分けます。

床がふかつく・きしむ

床を踏むと沈む、歩くと鳴る場合、根太や大引といった床下木部が食害を受けている可能性があります。特に水回り周辺は要注意です。

柱や巾木を叩くと空洞音がする

内部を食い荒らされた木材は中が空洞になり、軽く乾いた音に変わります。表面は無傷に見えても内部だけ被害が進むのが特徴です。

蟻道(細い土の道)が基礎や束石にある

シロアリは光と乾燥を嫌い、土で作ったトンネルの中を移動します。基礎の立ち上がりや束石に走る茶色い筋は典型的な痕跡です。

ドアや窓の建て付けが急に悪くなった

木部の強度低下や狂いで建具が動きにくくなることがあります。湿気・経年と区別がつきにくいため点検で確認します。

床下の木材に粉や砕けた跡がある

食害が進んだ木材は手で押すと崩れ、細かい粉が落ちることがあります。点検口から懐中電灯で確認できます。

放置すると起こりうること

  • 耐震性の低下:土台・柱・筋交いが食害を受けると、地震時に本来の強度を発揮できなくなる恐れがあります。
  • 修繕費の増大:発見が遅れるほど木部交換や構造補修の範囲が広がり、駆除だけで済んだはずの費用が大幅に膨らみます。
  • 資産価値・売却時の評価減:売買時の建物状況調査で被害が見つかると、価格交渉や契約不適合責任の論点になり得ます。
  • 再発の温床化:湿気や侵入経路を放置したまま薬剤だけ施しても、保証期間後に再発しやすくなります。

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シロアリ駆除が必要になる主な原因

原因を理解すると、必要な工事と再発防止のポイントが見えてきます。表面的な処置だけを行っても、根本原因が残っていれば再発し、結果的に費用が二重にかかることがあります。シロアリ駆除でよくある原因は次のとおりです。

床下・基礎まわりの高湿度

雨水の浸入、配管の結露、換気不足で床下が湿るとシロアリが定着しやすくなります。

建物と土壌が接する木部

玄関ポーチ、勝手口、ウッドデッキ、雨だれの当たる外構など、木が地面に近い箇所は侵入経路になりやすい部位です。

新築時の防蟻処理の効果切れ

建築時に施す土壌・木部処理の薬剤は一般に5年前後で効果が落ちるとされ、再処理しないと無防備な期間が生まれます。

雨漏り・水漏れの放置

屋根や配管からの漏水で木部が常時湿ると、被害が一気に拡大する条件が整います。

増改築・断熱改修による通気の変化

リフォームで床下の通気や基礎の構造が変わると、湿気がこもる死角ができることがあります。

これらの原因は単独ではなく、複数が重なって症状を悪化させていることが少なくありません。たとえば湿気・水の侵入・通気不良などは互いに影響し合い、放置するほど被害範囲が広がります。点検時には「いま出ている症状」だけでなく「その原因が何か」「再発を防ぐには何が必要か」まで説明してくれる業者かどうかを確認すると、長期的な費用を抑えやすくなります。

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建物構造・立地・築年数による違い

シロアリ駆除の必要性や費用は、建物の構造(木造・鉄骨・RC)、立地(海沿い・日当たり・前面道路の広さ)、築年数、これまでのメンテナンス履歴によって変わります。同じ症状でも、築年数が古い・前回の施工品質が低い・環境条件が厳しい場合は、対応範囲が広がり費用も上がりやすくなります。

中古住宅の購入前や、相続・売却を控えている場合、増改築や断熱改修の前後は、隠れた劣化が判明しやすいタイミングです。逆に、定期的な点検でearly stageに対処できれば、大規模工事を避けて費用を抑えられます。「まだ大丈夫」と先送りせず、サインが出た段階で一度プロの目で確認することが、結果的に総費用を下げる近道です。

持ち家・賃貸・空き家で異なる注意

持ち家は計画的な点検と相見積もりが基本です。賃貸住宅の設備不具合は、原因により貸主負担となることが多く、自分で手配する前に管理会社・大家へ連絡します。空き家は管理不全による行政指導や、補助制度の活用可否を早めに確認してください。

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費用が変わる要因と内訳の見方

同じシロアリ駆除でも、次の要因で費用は大きく変わります。見積もりを比較するときは、これらの前提がそろっているかを確認してください。前提条件がそろっていない見積もりを金額だけで比べると、本来は割高な提案を「安い」と誤認してしまうことがあります。

施工面積(延床・床下面積)

費用は一般に床面積に比例し、坪単価×面積で概算されます。

工法(バリア工法/ベイト工法)

薬剤を土壌・木部に処理するバリア工法と、毒餌で巣ごと減衰させるベイト工法では費用構造と保証が異なります。

被害の有無と範囲

予防のみか、被害木部の交換・補修を伴うかで総額が大きく変わります。

床下の作業性

基礎高が低い、断熱材で潜れない等の作業困難は費用に影響します。

保証年数とアフター点検

通常5年保証が一般的で、年次点検や再施工保証の有無が価格差になります。

見積書は通常、作業費・材料費(部材費)・出張費や諸経費・調査費などに分かれます。シロアリ駆除では「どこまでが基本料金に含まれ、どこからが追加になるのか」が会社ごとに異なるため、総額表示だけでなく内訳の粒度を確認することが重要です。特に、現地を見ずに電話やネットだけで提示された概算は、実際の作業時に増額されやすい点に注意してください。

見積もり比較のコツ

金額の総額だけでなく、面積や数量の前提、含まれる作業範囲、保証年数、追加費用のルールをそろえて2〜3社で比較すると、安すぎ・高すぎの理由が見えてきます。1社だけで即決せず、同じ条件を伝えて比較するのが失敗回避の基本です。

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規模・条件別の費用イメージ

シロアリ駆除の費用は、対象範囲や建物規模が大きくなるほど増えるのが一般的です。下表は代表的な項目の目安レンジで、実費は建物の状態・立地・時期・使用部材・保証条件で上下します。あくまで「どの項目にいくらかかりやすいか」を把握するための目安として活用し、最終金額は現地見積もりで確定してください。

項目費用の目安備考
床下無料点検0〜8,000円無料点検でも出張費が別途のことがあるため事前確認
バリア工法(予防・駆除)1坪あたり 約6,000〜13,000円薬剤・保証年数・被害状況で変動
ベイト工法(年間管理型)初期+年間管理費巣の減衰を狙う方式。総額は管理期間で変動
被害木部の補修・交換数万円〜数十万円土台・柱の補修範囲で大きく変動。別途見積
再施工・更新(5年目安)前回同等〜割引保証更新時の条件は契約前に確認

※相場は時期や資材価格、人件費の動向で変動します。極端に安い見積もりは、作業範囲の除外や品質・処分の手抜き、後からの追加請求が隠れていないかを必ず確認してください。逆に極端に高い場合も、その根拠(特殊条件・高所・特殊部材など)を説明してもらいましょう。

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相談から完了までの流れと工期の目安

シロアリ駆除は、おおむね「相談・問い合わせ → 現地調査 → 見積もり提示 → 契約 → 施工 → 完了確認・引き渡し → アフター」という流れで進みます。現地調査では症状や建物状態を確認し、見積もりは作業前に書面で受け取るのが原則です。工期は作業内容と規模で変わり、軽微な対応は当日〜数日、大きな工事は数週間に及ぶこともあります。

  1. 相談・受付:症状・発生時期・建物種別・希望時期を伝えます。緊急時はまず応急処置と止水・退避を優先します。
  2. 現地調査:実際の状態を確認し、原因と必要な作業を切り分けます。可能なら立ち会い、写真で記録します。
  3. 見積もり:作業範囲・数量・単価・保証・追加ルールが明記された書面を受け取り、その場で即決しないで比較します。
  4. 契約・着工:契約書・約款・工程・支払い条件を確認します。近隣への配慮や養生の説明があるかも確認します。
  5. 完了確認:施工内容と仕上がりを写真や現物で確認し、保証書を受け取ります。
  6. アフター:保証期間・点検時期・再発時の対応を控えておきます。

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依頼のタイミングと季節の注意

羽アリの群飛は春〜初夏に集中しますが、シロアリ自体は一年中活動します。羽アリを見たら最盛期で巣が成熟しているサインのため、見つけた時点での点検が有効です。中古住宅の購入前、増改築の前、新築から5年前後の防蟻更新時期も点検の好機です。

一般に、症状が軽いうちに対処するほど作業範囲が狭く、費用も抑えやすくなります。逆に、繁忙期や災害直後は依頼が集中し、見積もりや着工までの待ち時間が長くなったり、相場が一時的に上がったりすることがあります。緊急性が低い検討型の工事は、繁忙期を外して複数社にじっくり相見積もりを取ると、価格と品質の両面で有利になりやすい傾向があります。一方で、被害が進行している場合は「待つほど高くなる」ため、早めの点検・応急が結果的に費用を抑えます。タイミングの判断に迷うときは、無料の点検・相談で現状を把握してから決めると安全です。

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よくある誤解と正しい考え方

シロアリ駆除には、判断を誤らせやすい思い込みがあります。代表的な誤解と、正しい考え方を整理します。

よくある誤解正しい考え方
「安いほどお得」安すぎる見積もりは作業範囲の除外・品質や処分の手抜き・追加請求が隠れていることがあります。総額ではなく前提と内訳をそろえて比較します。
「1社に任せれば十分」費用差が出やすい工事ほど、同条件で2〜3社の相見積もりを取ると妥当性が判断できます。
「無料点検=完全に無料」点検は無料でも出張費・診断費・キャンセル費が別途のことがあります。何が無料で何が有料かを事前に確認します。
「すぐ契約しないと手遅れ」危険な状況を除き、即決を迫る営業は警戒します。書面を持ち帰り比較する時間を確保します。
「補助金は使えない」工事単独で補助がなくても、耐震・省エネ・バリアフリー・空き家対策などの制度に該当する場合があります。着工前に確認します。

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自分でできること・プロに依頼すること

すべてを業者に任せる必要はありません。日常の点検や予防、応急処置はご自身でできる範囲があります。一方で、専門知識・資格・機材・安全対策が必要な作業を無理に行うと、けがや被害の拡大、かえって高額な修繕につながることがあります。下の整理を目安に、できることと任せることを切り分けてください。

自分でできる範囲

  • 羽アリ・蟻道・空洞音のセルフチェック
  • 床下点検口からの目視確認(無理に潜らない)
  • 雨漏り・水漏れなど湿気源の早期解消
  • 床下の通気を妨げる物の片付け

専門業者に依頼すべきこと

  • 薬剤を用いた土壌・木部処理
  • 被害木部の交換・構造補修
  • ベイト工法の設置と継続管理
  • 保証付きの再発防止施工

無理な高所作業・危険作業・専門処理はけがや被害拡大につながります。特に、はしごや屋根の上での作業、薬剤の取り扱い、電気・配管・構造に関わる作業は事故のリスクが高いため、迷う場合は無理をせず専門業者に相談してください。

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失敗しない業者の選び方チェックリスト

シロアリ駆除で後悔しないために、依頼前に次の項目を確認してください。1つでも曖昧な場合は、その場で契約せず持ち帰って比較しましょう。良い業者ほど、現状と必要な作業を客観的な根拠(写真・数値・図)で説明し、不要な工事を勧めず、検討する時間をくれます。

  • 床下に実際に潜って点検し、写真付きで状況を説明してくれるか
  • 予防か駆除か、被害範囲を踏まえた根拠ある提案か
  • 使用薬剤名・成分・安全性データを提示できるか
  • 保証年数(通常5年)と保証範囲、年次点検の有無が明記されているか
  • 作業前に総額見積もりを書面で出すか
  • 追加作業が出た場合の再見積もりルールが明確か
  • 公益社団法人 日本しろあり対策協会の登録など、客観的な裏付けがあるか
  • その場での即決を迫らず、検討時間をくれるか

資格・許可・所属団体などの客観的な裏付けがあるか、保証や見積もりが書面化されているか、緊急性を過度にあおって即決を迫っていないか——この3点は特に重要です。担当者の説明が専門用語ばかりで質問に答えられない、見積もりが「一式」表記ばかりで内訳が出ない、といった場合は慎重に判断してください。

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相見積もりの読み方と比較のポイント

シロアリ駆除のように費用差が出やすい工事ほど、複数社の見積もりを「同じ前提」で比較することが重要です。比較の際は次の観点で見比べると、金額の妥当性が判断しやすくなります。

比較の観点確認すること
作業範囲どこまでの作業・部材・処分が含まれているか。除外項目はないか。
数量・面積の前提面積や数量の拾い方が各社でそろっているか。前提が違えば金額は比較できない。
単価の根拠使用する部材・工法・グレードが明記され、単価の根拠が説明できるか。
保証条件保証年数・保証範囲・無償対応の条件が書面にあるか。
追加費用ルール追加が発生する条件と、その場合の単価が事前に提示されているか。
諸経費・出張費現場管理費・出張費・夜間休日割増などの加算が明確か。

安すぎ・高すぎの両方に注意

最安値が必ずしも得とは限りません。極端に安い見積もりは作業範囲の除外や品質の手抜き、後からの追加請求が隠れていることがあります。逆に高い場合も、その理由(特殊条件・高所・特殊部材・手厚い保証など)を説明できるかで妥当性を判断します。

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問い合わせ前に準備しておくとよいこと

相談をスムーズに進め、正確な見積もりを早く得るために、次の情報をあらかじめ整理しておくことをおすすめします。準備が整っているほど、現地調査や見積もりの精度が上がり、無駄なやり取りを減らせます。

  • 症状の内容・発生時期・進行の様子(できれば写真や動画で記録)
  • 建物の種別(戸建て・集合住宅・店舗)・築年数・構造・おおよその面積
  • 過去の修理・点検・リフォームの履歴や図面の有無
  • 希望時期・予算感・優先順位(緊急対応か、比較検討かなど)
  • 賃貸・分譲などの権利関係(賃貸は管理会社・大家への連絡が先になる場合あり)
  • 利用したい補助制度の有無(着工前申請が原則のため事前確認)

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悪質業者・トラブルの手口と対処

このジャンルで実際に注意が必要な手口と、その対処をまとめます。不安をあおって即決させる営業には応じないことが基本です。

よくある手口対処のしかた
「今すぐ施工しないと家が倒れる」と不安を煽る被害は通常その日のうちに倒壊する性質のものではありません。複数社で状況と見積もりを確認しましょう。
点検と称して上がり込み、撮影画像をすり替える可能なら点検に立ち会い、自分のスマホでも撮影し、写真の撮影日時を確認します。
大幅値引きで即日契約を迫る「今日だけ半額」は典型的なクロージング手法です。書面を持ち帰り比較してから判断します。
床下換気扇・調湿材など高額オプションの抱き合わせ本当に必要か、効果の根拠と費用対効果を別途確認します。

クーリングオフ・相談窓口

訪問販売・電話勧誘などで契約した場合、特定商取引法のクーリングオフ対象になり得ます。困ったときは消費者ホットライン(電話 188)や、お住まいの消費生活センターに相談してください。

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補助金・保険・税制で確認すること

シロアリ駆除そのものに対する全国一律の補助金は基本的にありません。ただし、耐震改修や住宅リフォームの補助制度の対象工事に付随して床下補修が含められる場合や、自治体独自の住宅改修助成の対象になるケースがあります。お住まいの自治体の住宅課・建築指導課の制度を確認し、申請は着工前が原則である点に注意してください。

補助制度や保険・税制は、対象工事・対象者・上限額・予算枠・申請のタイミングといった要件が細かく定められています。特に「契約・着工の前に申請が必要」「年度ごとに予算枠があり早期に締め切られる」「他制度との併用可否がある」といった点を見落とすと、本来受けられたはずの支援を逃すことがあります。検討初期の段階で、自治体の住宅関連窓口や公式情報で対象制度・締切・必要書類を確認し、申請スケジュールを工事計画に組み込んでおくと安心です。

制度名・要件・予算枠・申請時期は年度や自治体で変わります。利用予定の制度は、必ず公式情報で最新の内容と締切を確認してください。本ページの記載は一般的な考え方の整理であり、個別の可否を保証するものではありません。

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シロアリ駆除の工法比較(種類・工法の違い)

シロアリ駆除は方法によって費用・効果・向き不向きが変わります。下表で違いを把握し、自分の状況に合う方法を業者と相談してください。同じ名称でも会社により仕様が異なるため、見積もりでは具体的な内容まで確認します。種類の理解は、不要に高い提案や、逆に安価でも目的に合わない提案を見抜く助けになります。

工法仕組み向いているケース留意点
バリア工法(薬剤)土壌・木部に薬剤を処理し侵入と加害を防ぐ予防・被害発見後の即効対応効果は概ね5年で再施工の検討。床下作業性に左右される
ベイト工法(毒餌)毒餌を設置し巣に持ち帰らせ群れを減衰薬剤散布を抑えたい・継続管理前提効果発現まで時間がかかり年間管理費が発生する
併用・部分補修工法を組み合わせ被害木部の補修を併施被害が進行し構造補修が必要範囲により費用が大きく変動。別途見積が必要

工法選択は『予防か駆除か』『被害範囲』『床下の作業性』『再発防止までやるか』で変わります。安さだけで選ばず、保証年数・薬剤情報・点検頻度をそろえて比較してください。

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用語集

シロアリ駆除の見積もりや説明でよく使われる用語をまとめます。意味を押さえておくと、業者の説明や見積書の妥当性を判断しやすくなります。専門用語を避けず丁寧に説明してくれるかどうかも、信頼できる業者かを見極めるポイントです。

ヤマトシロアリ
日本で最も分布が広い種。湿った木材を好み、加害速度は比較的緩やかだが全国的に被害が多い。
イエシロアリ
加害力が強く、水を運んで乾いた木材も加害できる。被害拡大が早い。
蟻道(ぎどう)
シロアリが土や排泄物で作る移動用トンネル。発見の重要な手がかり。
バリア工法
薬剤を土壌・木部に処理して侵入と加害を防ぐ一般的な工法。
ベイト工法
毒餌ステーションを設置し、巣に持ち帰らせて群れを減衰させる工法。
防蟻保証
施工後一定期間(多くは5年)、再発時に無償対応する保証。範囲と条件は契約で確認。

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費用を抑え、損をしないためのコツ

シロアリ駆除は工夫しだいで総費用や満足度が変わります。値引き交渉だけに頼るのではなく、次のような考え方で「適正価格で必要十分な工事」を目指すのが結果的に得策です。

  • 早めに対処する:症状が軽いうちなら作業範囲が狭く、費用も抑えやすくなります。先送りは被害拡大と高額化を招きます。
  • 相見積もりで前提をそろえる:同じ条件で2〜3社に依頼し、内訳・数量・保証で比較します。最安値だけで選ばないことが重要です。
  • まとめて依頼を検討する:足場が必要な工事(屋根・外壁など)は同時施工で足場費を共用でき、別々に行うより効率的なことがあります。
  • 補助制度を着工前に確認する:耐震・省エネ・バリアフリー・空き家対策などに該当すれば負担を軽減できます。申請は着工前が原則です。
  • 不要なオプションを切り分ける:抱き合わせで勧められる追加工事は、本当に必要か根拠と費用対効果を確認します。
  • 繁忙期を避ける:緊急でない工事は需要が集中する時期を外すと、見積もりや日程の調整がしやすくなる傾向があります。

「安くする」こと自体が目的になると、必要な作業や品質・保証を削ってしまい、再施工でかえって高くつくことがあります。目的は『適正な費用で、必要な品質と保証を確保すること』だと意識すると判断を誤りにくくなります。価格の安さを判断軸の中心に置くのではなく、見積書の内訳・作業範囲・使用部材・保証条件・追加費用ルールという「価格の中身」を比較することが、結果的に総支払を抑える最も確実な方法です。少しでも疑問が残る項目は、契約前に必ず質問し、書面で回答を残してもらいましょう。

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相談方法の選び方(電話・フォーム・診断)

シロアリ駆除の相談方法にはいくつかの入り口があり、状況によって使い分けると効率的です。どの方法でも、作業前の総額確認と保証の確認という基本は変わりません。

相談方法向いている状況ポイント
電話相談緊急性が高い・すぐ状況を伝えたい通話前に料金体系(出張・基本・夜間・部品)を確認。口頭概算と現地金額の差に注意
相談フォーム急ぎでない・複数条件を整理して伝えたい症状・建物情報・希望時期をまとめて送ると見積もり精度が上がる
相談先診断どこに相談すべきか分からない症状を選ぶだけで相談先を整理。複数カテゴリにまたがる悩みも切り分け可能

緊急のトラブル(水漏れ・雨漏り・危険なハチなど)は、まず被害拡大を止める応急処置(止水・退避・安全確保)を優先し、落ち着いてから費用と作業範囲を確認します。検討型の工事(リフォーム・外装・太陽光・解体など)は、フォームで条件を整理して複数社に相談し、内訳をそろえて比較してから決めると失敗しにくくなります。どの相談方法でも共通して大切なのは、作業前に書面で総額と保証を確認し、その場で即決しないことです。判断に迷う場合は、無料の相談先診断で現状を整理してから次の一歩を選んでください。

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まとめ:相談前の最終チェック

シロアリ駆除を検討する際は、症状の見極め、原因の把握、費用の目安、業者選び、悪質手口の回避、補助制度の確認という流れで進めると、納得して依頼しやすくなります。最後に、依頼前のチェックをまとめます。

依頼前の最終チェック

  • 無料・有料の範囲と、作業前の書面見積もりを確認した
  • 原因と必要な作業の根拠(写真・数値)を説明してもらった
  • 保証年数・範囲・追加費用ルールが書面にある
  • 同条件で2〜3社を比較し、即決を迫られていない
  • 使える補助制度があれば着工前に確認した

判断に迷う場合や、複数のカテゴリにまたがる症状がある場合は、症状から相談先を整理できる無料の相談先診断もご利用ください。シロアリ駆除について、費用条件を確認しながら相談できます。

費用の概算

シロアリ駆除の費用シミュレーター

選ぶだけで概算の目安レンジを表示します。実費は建物条件・地域・時期で変わるため、必ず現地見積もりで確定してください。

条件を選ぶと概算が表示されます

坪単価×床面積の概算です。被害補修・保証年数・地域で実費は変わります。必ず現地見積もりで確定してください。

この内容で無料相談する

ご相談の流れ

相談から依頼までの流れ

1

症状を送る

写真、発生時期、建物種別、希望日時を分かる範囲で入力します。

2

条件を確認

出張費、見積もり費、追加料金、キャンセル料、保証範囲を確認します。

3

相談先を選ぶ

無料診断、現地調査、見積もり比較など目的に合う窓口へ進みます。

疑問の解消

よくある質問

シロアリ駆除の費用相場はどのくらいですか?

代表的な目安は「バリア工法(予防・駆除):1坪あたり 約6,000〜13,000円」程度ですが、建物条件・地域・時期で変わります。シミュレーターと現地見積もりで確認してください。

シロアリ駆除は自分で対応できますか?

羽アリ・蟻道・空洞音のセルフチェック、床下点検口からの目視確認(無理に潜らない)、雨漏り・水漏れなど湿気源の早期解消などはご自身でも可能な範囲です。一方で薬剤を用いた土壌・木部処理、被害木部の交換・構造補修などは専門業者に依頼してください。

シロアリ駆除で悪質業者を避けるにはどうすればいいですか?

「今すぐ施工しないと家が倒れる」と不安を煽るといった手口に注意し、被害は通常その日のうちに倒壊する性質のものではありません。複数社で状況と見積もりを確認しましょう。

シロアリ駆除に補助金や保険は使えますか?

シロアリ駆除そのものに対する全国一律の補助金は基本的にありません。ただし、耐震改修や住宅リフォームの補助制度の対象工事に付随して床下補修が含められる場合や、自治体独自の住宅改修助成の対象になるケースがあります。お住まいの自治体の住宅課・建築指導課の制度を確認し、申請は着工前が原則である点に注意してください。

シロアリ駆除の保証はどう確認すればいいですか?

保証年数・保証範囲・アフター点検の有無を、契約前に書面で確認してください。口頭のみの保証は避けます。

シロアリ駆除後に再発することはある?

駆除後も再発の可能性はあります。薬剤の効果には持続期間があるため、定期的な点検を続けることが重要です。特に湿気が多い環境や、基礎周りに木材が接地している箇所は再侵入の経路になりやすいため、通気や排水の状態もあわせて確認しましょう。

隣の家でシロアリが出たら自宅も危ない?

シロアリは地中を移動するため、近隣で発生した場合は自宅にも侵入するリスクがあります。慌てる必要はありませんが、床下の蟻道の有無や基礎周辺の木部の状態を専門業者に点検してもらうと安心です。早期発見が被害の拡大を防ぐ鍵になります。

冬でもシロアリは活動している?

ヤマトシロアリやイエシロアリは冬でも完全に活動を停止するわけではなく、暖房で温められた床下や壁内では通年活動します。冬だから安心とは限らないため、季節を問わず気になる兆候があれば早めに点検を依頼するのが望ましいです。

羽アリを見たらすぐ駆除すべき?

羽アリはシロアリかクロアリかで対応が変わります。まず羽の形や体のくびれを確認し、室内や床下付近で多数発生していないかを見ます。種類が不明なときは数匹を保管しておくと、専門家へ相談する際の判断材料になります。

シロアリとクロアリの見分け方は?

見分けるポイントは胴のくびれ・触角の形・前後の羽の大きさです。シロアリは胴がずん胴で羽が四枚ほぼ同じ大きさ、クロアリはくびれがあり前羽が大きい傾向です。迷う場合は無理に処分せず観察用に残すと安心です。

シロアリ予防に適した時期は?

活動が活発になる前に点検しておくと被害の早期発見につながります。築年数が経過した住宅では定期的に床下の状態を確認し、湿気や木部の異常がないかをチェックする考え方が基本です。季節を問わず気づいた時点での確認が大切です。

羽アリを見たらシロアリと決まりますか?

羽アリには複数の種類があり、四枚の翅がほぼ同じ大きさで胴のくびれが目立たない場合は注意が必要です。抜け落ちた翅が室内に多数ないかも確認し、不安なら現物を保管して専門家に見せると判断しやすくなります。

築何年から予防を考えるべきですか?

木造住宅では新築時の防蟻処理の効果が年数とともに薄れるため、築年数だけでなく床下の湿り気や過去の処理履歴、周辺の被害状況も踏まえて判断します。まずは床下や基礎まわりを一度確認し、劣化のサインがないか見ておくと安心です。

床下点検はどのくらいの頻度が目安ですか?

明確な決まりはありませんが、定期的に様子を見ておくと早期発見につながります。雨が多い時期のあとや、床のきしみ・湿気を感じたときは臨時に確認を。点検口から懐中電灯で照らし、土や木くず、蟻道の有無を見るだけでも手がかりになります。

相談や見積もりは無料ですか?

無料診断・無料見積もりに対応する窓口がありますが、出張費・キャンセル費・追加調査費が別途のことがあります。依頼前に『何が無料で何が有料か』を必ず確認してください。

どこに相談すべきか分からないときは?

症状から相談先を整理できる無料の相談先診断をご利用ください。複数カテゴリにまたがる場合もまとめて相談できます。

相見積もりは取った方がいいですか?

高額になりやすい工事ほど、同じ前提で2〜3社から見積もりを取り、内訳で比較することをおすすめします。極端な安値・高値の理由を確認してください。

訪問営業で契約してしまいました。解約できますか?

訪問販売や電話勧誘などは特定商取引法のクーリングオフ対象になり得ます。契約書面の受領日から法定期間内であれば書面等で解除できる場合があります。不安な場合は消費生活センター(消費者ホットライン188)に相談してください。

賃貸住宅の設備が壊れた場合は?

原因により貸主負担となることが多いため、自分で業者を手配する前に管理会社・大家へ連絡してください。

補助金は使えますか?

工事単独では補助がなくても、耐震・省エネ・バリアフリー・空き家対策などの制度に該当する場合があります。予算枠・着工前申請の要件があるため、お住まいの自治体で事前確認してください。

緊急のときの注意点は?

被害拡大を止める応急(止水・退避)を優先し、危険な作業は無理をせず、作業前に必ず総額見積もりを確認してから依頼してください。

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